アリゾナは車なしで生活できる?|フェニックス周辺の公共交通機関と車なし生活の現実【実体験】

目次

はじめに

アメリカに引っ越すとき、多くの人が最初に気になるのが「車なしで生活できるのか?」という問題です。

私の住むアリゾナ州も同様に、車社会のイメージが非常に強く、特にフェニックス都市圏やチャンドラー周辺に住む予定の人にとっては重要なポイントとなります。

結論から言うと、「フェニックス都市圏では車なし生活はかなり厳しいが、不可能ではない‥‥」というのが現実です。

アメリカは【車がある前提で設計された街】という印象を受けました。

歩く歩道がそもそもなかったり、駐車場も日本の比にならないほど大きく、店内へ入るまでも5分、10分歩く、なんてことも起こります。

私自身も、日本にいた頃はペーパードライバーで運転に不安がありました。

今回はそのような不安を抱えた、これから駐在される方やアメリカ生活を始める方の参考になると嬉しいです。

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アリゾナ州で車なし生活はできる?

まず、アメリカ・アリゾナ州は、いわゆる西海岸沿いの州です。アメリカの大定番ロードトリップでもよく観光客が絶えない、ルート66やグランドキャニオンなどがあるのも、ここ Arizonaです。

そんなアリゾナ州、特にフェニックス周辺はアメリカでも典型的なスプロール型都市です。

フェニックス近郊の特徴

✔️住宅街がとにかく広い(低層&横に広がっている)

✔️スーパー・学校・病院が徒歩圏内にない

✔️歩道はあるが「歩く文化」がそもそも弱い

✔️夏は45度近くまで上がり徒歩移動が危険レベル

夏は日本の比にならないほど暑く危険です。また5月後半から気温がどんどん上がってくるので、1年のうち半分以上は暖かい(暑い)と思っていて良いです。

そのため、日常生活の前提がすでに「車移動」です。

実際のダウンタウン周辺、マンションが多い場所はこのようなイメージです。(全てが砂漠、というわけではありませんのでご安心を!)

フェニックスの公共交通機関の実態

Arizonaにも公共交通機関は存在しますが、日本のバスや電車のように生活の主流となるものではなく、あくまでも補助的な手段のような立ち位置になっています。

バス(Valley Metro Bus)

America life journal

フェニックス全域をカバーしているバスですが、現実はやや厳しめです。

  • 本数が少ない路線が多い
  • 15〜60分間隔が普通
  • 乗り換え前提のルートが多い
  • 夜はさらに本数が減る

移動自体は可能ですが、時間がかなり読みにくいのが大きなデメリットになります。また、バス停には屋根こそ付いていますが、炎天下の中屋外で待つ危険性もあります。

ライトレール(Valley Metro Rail)

Screenshot

フェニックスで唯一の電車型交通機関です。

  • 空港(スカイハーバー)〜ダウンタウン〜Tempe〜Mesa方面まで幅広く繋いでいる
  • 学生・通勤者には便利
  • 時間は比較的正確

ただし問題もあります。

  • 路線が1本メインで限られている
  • チャンドラー、ギルバートなど郊外には直接行けない
  • カバー範囲が都市の一部のみ

線沿いに住んでいる人、近辺の移動には便利ですが、それ以外は使いにくい構造です。

Chandlerで車なし生活はできる?

結論から言うと、チャンドラーでの車なし生活はかなり厳しめです。

車なし生活が厳しい理由①生活インフラが分散している

理由はシンプルです。

生活インフラが分散しているから!これが大きな理由です。

日本では身近にあった、スーパーやカフェ、ジム、病院、学校などなど、全てが車移動前提の距離に点在しています。

Googleマップで調べてみると、近いと思っていたあのショップも車で5分、徒歩30分だなんて当たり前の世界です。

前述しましたが、車社会前提の作りになっているため、駐車場、店舗自体も大きく、敷地内に入ってからもだいぶ長い距離を歩くことも多々あります。

車なし生活が厳しい理由②バスはあるが生活用ではない

チャンドラーにもフェニックス同様バスはありますが、本数も少なく、目的地に行くまでに時間もかかります。運よく行きたい場所や、自宅の近辺にバス停があればラッキーですが、これも日常使いするには難しいですね。

車なし生活が厳しい理由③夏の気候が徒歩生活に不向き

アリゾナ最大の特徴が気温です。

夏は40〜50度、路面温度は60度近くなることもあります。

このため、徒歩10分でも車を使う文化が成立しています。

フェニックス近辺で車なし生活をしている人の実態

実際に車なしで生活している人もいますが、条件はかなり限定されます。

車なし生活が成立するケース

✔️ダウンタウンフェニックス在住

✔️ASU(アリゾナ州立大学)周辺の学生

✔️ライトレール沿線勤務

✔️Uber・Lyft中心の生活

また、このような車なし生活のスタイルはこうなりがちです。

生活スタイルの特徴

✔️Uberで買い物をする

✔️食料はまとめ買いor配達

✔️行動範囲はかなり限定的

✔️週末だけ移動する生活

◾️車なしVS車ありの生活差の比較

項目車なし生活車あり生活
移動自由度低い高い
買い物制限ありどこでも行ける
週末行動Uber依存ドライブ自由
コストUber代が積むガソリン+保険
(車自体の車両代)
ストレス高い低い

車なし生活の現実的な選択肢

完全に車を持たない場合、現実的には以下の3択になります。

①Uber|Lyftを利用する生活

日本でもメジャーになりつつあるUberタクシー。簡単にアプリで呼ぶことができ、ドアtoドアで大変便利です。

最近はアリゾナでも無人タクシーもよく見かけるようになりました。

ただし頻回に利用し積み重なると高額(月数百〜1000ドル以上になることも!)

②生活圏を超コンパクト化する

住宅選びの際に生活圏を意識した立地を選ぶことが最も現実的な解決策ではないかと思います。

徒歩圏にスーパーがある物件を選ぶこと、カフェなども近隣にある場所だとなお良いです。

またジムなどは、アメリカのアパートタイプの住宅は共用スペースに付いている物件も多く、そういった条件を探してみるのもおすすめです。

日々の生活はこれでGoodですが、週末のお出かけはなかなか車がないと難しいです。

③バス+ライトレールを併用

通勤や都市移動には使えることが多いです。ただし前述の通り柔軟性は低いため注意が必要です。

まとめ

アリゾナ(特にフェニックス、チャンドラー近辺)は、車がなくても生きてはいける‥‥ですが、

車があると圧倒的に快適になる街です。

こんな方には車はほぼ必須

✔️チャンドラー、ギルバート、メサ在住予定

✔️スーパー、買い物を自由にしたい

✔️週末にドライブや旅行をしたい

✔️暑い中歩きたくない

駐在妻は特に車がないと家に引きこもりがちになってしまうので、早めに運転練習しておくのがおすすめです。

是非、アメリカ生活の参考になると嬉しいです。

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この記事を書いた人

アリゾナ在住の駐在妻。
英語力ゼロの状態で渡米し、現在はアメリカ生活を奮闘しながらも満喫中。
このブログでは、アメリカ駐在準備やアリゾナ生活、旅行情報、買って良かったものなど、実体験をもとに発信していきます。
これから渡米する方や海外生活を始める方の参考になれば嬉しいです。

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